JPEGsnoopは、写真ファイルから、使用カメラや画素数など、パッと見ただけでは分からない情報を抜き出して表示してくれるツールです。例えば、写真に加工(修正)がされているか否か判別するのに使えます。Webサイト上で不自然な写真を見た時、「これ、加工写真じゃない?」と疑うことはありませんか。JPEGsnoopを使えば、その真相がわかるかもしれません。このように、特定のデジタル写真について詳しく知りたくなったら、使ってみると面白いでしょう。
JPEGsnoopを起動すると、メモ帳のような画面が現れます。画面上に画像を(ドラッグ&)ドロップすると、画像に関する情報が英文で表示されます。使用カメラ名、画質・圧縮率設定、EXIFメタデータ、(RGBの)ヒストグラム、カラーサブサンプリングなど様々なデータを見られます。加工の有無は、テキストの最下部の「Assessment」でわかります。画像が加工されていたら「Class1」と表示され、加工ツール名(Adobe Photoshopなど)も併記されます。画像が加工されている疑いがある場合は「Class2」、加工の可能性が低い場合は「Class3」と表示されます。
JPEGsnoopはJPEG画像に加えて、 THM、DGNの各画像ファイルやPDFファイルの情報も読み取ります 。「Image Search(画像検索)」を使って、PDFファイル内の画像を抽出することもできます。抽出した画像は、JPEGファイルとして保存できます。
なお、可能な操作は「分析」のみです。加工された部分を表示したり、加工前の状態に戻すなど、より高度な操作には対応していません。また、加工されていない画像を加工済みと判断してしまうこともあり、万能ではないようです。あくまでも、参考用に使うのがいいでしょう。
JPEGsnoopは、写真ファイルの情報を表示し、加工の有無などを教えてくれるツールです。
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